ひねもすのたり

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【言の葉の庭】の感想と万葉集| 梅雨に見たら雨が好きになりそうな映画でした

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映画【言の葉の庭】を見ました。

雨が降る場面が美しく、本物の雨じゃないかと思うくらいリアルに雨が表現されていました。

多くを語る映画ではありませんが、見終わった後に余韻が残る映画でした。

本日は、そんな【言の葉の庭】の感想を綴っていきたいと思います。

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言の葉の庭】の感想と万葉集| 梅雨に見たら雨が好きになりそうな映画でした

ある雨の日、少年と女性は庭園の東屋で出会います。

そして、雨が降るたびに彼らは、お互いの名前も知らぬまま庭園の東屋で会うことになります。

いつしか少年は、女性に恋をしていることに気づきます。


少年は、雨の日には、授業を休んで庭園に行きます。

どうやら女性も雨の日には、仕事を休んで庭園にきているようでした。

物語が進むにつれ、女性は何か深い悩み事を抱えていることが分かります。

ある日登校した少年は、女性が何者であるかを唐突に知ることになります。

 

言の葉の庭】の感想

少年が、満員列車に乗り学校に向かっている場面から物語は始まります。

梅雨の時期、空気がムッとしています。

満員電車なら、なおさら。

人の体臭、香水、色々な匂いが混じり合いながら、ぎゅうぎゅうの電車に押し込まれる人たち。

そんな息苦しい場所を抜け、公園に行く少年。


雨の日の庭園の東屋では、ビールを片手にチョコレートを持っている女性がいました。

 

初対面の二人は、離れた席に座り本を読んだり、好きな事をしています。


雨の音だけがただ、静かに聞こえます。

そして木々が、雨に打たれる場面が瑞々しく美しいです。

 

そして、少年が雨が降るたびにその庭園に行くと、いつも彼女がいました。

 

そして、お互いの名前も知らないままに、少しずつ二人は打ち解けていきます。



わたしは、満員電車に乗る事はないですが、毎日満員電車に乗っているだけでもストレスがたまりそうです。

そこを抜けて、どこかへ息が吸える所に行きたいという気持ちがすごく分かりました。

きちんと、呼吸ができる場所が人には必要だと思います。

難解な物語ではないので、見て感じてほしいそんな映画でした。

そして、心の重荷を背負っている人にも見てほしい、と思いました。

誰でも、生きていると色んなものを背負っていきます。

 

たまに、背負う荷物が重くなり過ぎて、動けなくなります。

疲れて立ち止まる時間や、場所は必要だと思うのです。

 

そして、一旦逃げてしまってもいいと思うのです。

その場所が、少年と女性にとって、雨の日の【言の葉の庭】だったんです。

生きていたら辛いこともあるけど、それでもまた誰かと出会う事によって勇気をもらい歩いていけるんだと、希望がもてるそんな物語でした。

見終わった後、心にじんわり残るそんな素敵な映画でした。

わたしは、梅雨の空気があまり好きではありません。

じとっとして、洗濯物は乾きにくいし、湿度が肌にまとわりついて気持ち悪く思います。

でも、雨の音は好きです。

しとしとと雨が降り、カエルが泣き、紫陽花が咲く。

そんな6月。

紫陽花は、晴れの日が似合いません。

雨の日にこそ、綺麗にみえるように思います。

そして、生き物にとっては恵の雨となります。

雨の日に素敵な長靴をはいて、公園に行って雨の音を聴くのも素敵だな、と思いました。

雨の日になると、見たくなる映画の1本になりました。

言の葉の庭 】に出てくる万葉集

映画に出てくる万葉集も、また素敵でした。

女性である雪野は、庭園での別れ際に少年に向けて歌を詠みます。

少年である孝雄は、目が点に。

高校生ですものね。

雪野が詠んだ万葉集は、柿本人麻呂の歌です。


女性からの歌に男性が歌で返す門答歌というものです。

雪野が読んだ歌は

  雷神(なるかみ)の少し響(とよ)みて さし曇り

 雨も降らぬか 君を留めむ

 

でした。

・意味

雷が鳴り響き雨でも降ってくれないであろうか そうすれば、あなたをこの場に引き止めることができるのに

 

雨が降る時にしか会えない二人です。

 

後日、孝雄は雪野に歌を返します。

 

雷神(なるかみ)の 少し響(とよ)みて 降らずとも 我は留らぬ 妹し留めば

・意味

たとえ、雷が鳴り響いたり雨が降らずとも あなたが引き留めるなら私はここにいる。

きっと孝雄は、一生懸命何の歌かを調べたんでしょうね。

雪野に上の句に答える孝雄が、とても可愛いです。

 

この歌を詠む時には、雪野に恋をしていたんでしょうね。


そして、雨の日にこの万葉集を読む二人がとても素敵だな、と思いました。

映画を見て夫に、この上の句を言ってみようか?と思いました。

最後に

雨の日に見ると、心がさわやかになり、雨もいいかもしれない、そんな風に思える素敵な映画です。

 

45分という短い時間で気軽に見られますので、是非一度ご覧ください。

心がさわやかになる映画です!

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